『鷹匠(たかじょう)のお仕事』~好きなことを仕事にできる楽しさ~ 鷹匠 若山明由氏に学ぶ|2ページ目
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その若山氏に今回の講座とは別に、ちょっと聞いてみたかったことをお伺いしました。
・鷹匠を始めた時期ときっかけはなんですか?
若山氏)小学生の頃から好きで、当時「江戸の鷹」という時代劇にはまり、中学生になってから鳶(トビ)が身近にいる環境で過ごす中、本を読んだりして独学で鷹匠の真似をしていて、いつかは鷹(タカ)と仕事をしたいと思っていました。
師匠について本格的に習いだしたのはまだ8年くらい前で週に2日、2年間は通っていました。
・鷹匠になってよかったこと、困ったこととは?
若山氏)好きなことを仕事に出来て毎日が楽しいです。
しかし、仕事なので相棒の鷹を危険な場所でも飛ばさないといけないので、ケガもつきものですし、体調管理やコントロールが大変です。
好きなことでもそれを仕事とすると、利益も出さないといけないので「やらなきゃよかった…」と後悔したこともあります。
・日々の活動範囲はどこですか?
若山氏)依頼があれば何処にでも行きます。北海道も行ってますよ!
・相棒の鷹との付き合いは何年ですか。そして雄か雌か、年齢は?
若山氏)私の現在 “追い払い“ の相棒は、6歳のオス社員と10歳以上のメス等併せて6羽です。
他の社員もそれぞれ相棒がいます。鷹の社員は10羽居ます。
それに私個人の鷹も使ってます。
・御社に所属する鷹匠の人数。男女比は?
若山氏)男2名、女4名の現在は計6名で活動しています。
・鷹匠になるために必要なことはなんですか?
若山氏)センスしかないです。努力ではカバー出来ない事が多いです。
もっといろいろとお聞きしたいところですが、今回の全国ご当地講座(愛知)『鷹匠(たかじょう)のお仕事』では、その知られざる鷹匠のお仕事にせまります。歴史や現代の仕事、鷹の訓練・育て方の説明のあと、実地訓練の様子をご覧いただき、最後に記念撮影タイムもありますのでぜひご参加ください。
鷹匠と鷹(ハリスホーク)の一心同体の動きを見て体験できるこの機会をお見逃しなく!
〜2024全国ご当地講座|愛知〜
夏休み親子セミナー『鷹匠(たかじょう)のお仕事』
[開催日時]7/27(土)
13:00~14:30《満席》
10:30~12:00《増設・残席わずか》
[講師]若山明由
[定員]10組
[対象]小学生以上
[受講料]親子ペア3,300円(税込/運営費・資料代込)
※親1人+こども1人の場合の基本料金です。
[集合場所]12:45豊橋鉄道渥美線小池駅南側出口周辺
★YouTube動画で『鷹vsムクドリ1万羽』を検索すると
若山氏率いる鷹匠による鳥害対策のテレビ番組の取材動画をご覧いただけます。
★若山氏率いる鷹匠の皆さんが所属する
株式会社オオヨドコーポレーションPテックス社鷹事業部
https://oyodo-ptex.com/hawk